−常葉中の「総合的な学習の時間」の位置づけ−

はじめに
本校では、学校全体の総合的な学習の時間のテーマ「生きる」を「ふれあい体験」と「進路」の2本立てで行っています。今年度もこの路線を中心として、総合的な学習の時間の配置を考えていきます。
 特に、3年間の活動の中で、これまで農園に関わって支援的に技術分野の授業「栽培」や「情報」、職業体験に関わって技術分野「情報」国語「お礼状」、ふれあい体験でも「情報」「お礼状」などを折りにふれて配置してきました。しかし、それは現状ではまだ「教科の授業」としての扱いであり、総合的な学習の時間としての扱いにはなっていません。また、これまで扱ってきてはいませんが、いろいろな教科の授業内容で、「農園」や「職業体験」「ふれあい体験」などとリンクできる項目を洗い出し、カリキュラムとして成立させていくことを今年度の重点課題としていきたいと思います。このために、「総合的な学習の時間」をカリキュラム開発セクションの1つとして独立させ、実動化させていくことを考えています。場合によっては、その教科担当者に一定の総合的な学習の時間の配当を与えることも視野におくべきでしょう。
 また、本校の教育活動におけるウィークポイントの一つとして、各自が自分なりのテーマをもとにして、自ら学ぶ意欲を見いだしながら学習をすすめていき、自らの学習の成果を情報発信していくという流れが十分に体験できていないという点が指摘されています。
したがって、各学年でそれぞれの活動を行うにあたり、こうした視点を重視しながら、学習の積み重ねと連動を通して、2つの主たる学習活動によって、こうした力を育成するカリキュラム作りにも意識していくべきと思います。

テーマ

「私らしく生きる」 〜自然・人との出会い そして 共生〜



<具体的取り組みの基本>
 総合的な学習の時間の柱
○「ふれあい体験」系列の例
   <1年>          <2年>         <3年>
  ○農園活動        @キャンプ      @ふれあい体験学習
                 A事業所体験     A事前・事後新聞作り (人とのかかわり)
                 B他者との関わり   B卒業生とのかかわり
<共通(3年間)>
  @地域の方とのふれあい(地域清掃活動・地域活動)
  A安全指導(防災学習、危機管理)

○「進路学習」系列の例
  <1年>            <2年>               <3年>
  @自分を知る        @職業を持つ人との関わり   @進路目標の設定
  A身近な人の進路を知る A職業調べ            A望ましい生き方の探求
  B進路新聞作り       B進路調べ             B職業・進路講演会
  C職業基礎体験       C職業体験             C学校訪問(キャリア体験)
                                     Dまとめ新聞づくり
<共通(3年間)>
  @集団の中の個としてどう成長するか
  A目標を持ち、生き方や自分の関わり方を考える