本校は、明治34年(1901)現在地に「三浦郡北下浦村尋常高等北下浦小学校」として開校してから今年で110年を迎える、歴史と伝統のある学校です。校庭には、北小のシンボルツリーでもある「けやき」の樹があります。
本校100周年の時に作られた「みんなみんないっしょ」の歌には、1番に、校舎から見える朝もやの海、緑の葉ゆらして けやきも 楽しそうにゆれている。2番に、空へ空へとのびるけやき、太陽と潮風をともだちにと歌われています。幹が地下3メートルも埋まっているこのけやきは、平成10年頃には葉が枯れそうになったので樹木医さんに指導していただきながら保護作業を行ったそうです。今では元の青々とした緑を取り戻して、北小の子どもたちを温かく見守っています。
本校の今年度の重点課題は、『開かれた学校づくり』『学力向上』『豊かな心の育成』『グループ制による学校運営』『小中一貫教育』を掲げました。
具体的には、
1.開かれた学校づくり
○学校・家庭・地域の連携を密にし、開かれた学校づくりを推進する。
学校・家庭・地域が、食事、睡眠、挨拶などの基本的な生活習慣、家庭学習や読書、運動などの習慣、社会のルールを守るといった規範意識など、子どもの健やかな成長のために、共通の認識をもってかかわりを深め、連携に努めます。
2.学力向上
○学力向上に向けた組織的な取組を推進する。
高学年における一部教科担任制の取組やレベルアップタイム、学年×10分をめやすにした家庭学習の習慣化などを通して、基礎的・基本的な知識及び技能を確実に習得させ、これらを活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力などの能力を育むと共に、主体的に学習に取り組む態度の育成に努めます。
3.豊かな心の育成
○認め合い、学びあい、高めあう豊かな心の育成を図る。
校内研究サブテーマ『学校図書館を活用し、学び合いと表現力を高める』の具現化を目指し、情報活用能力の育成を図ると共に、学び合いのプロセス(自分の考えを持つ、互いの考えを発表する、比較・検討しよりよい考えに高める)を通して、認め合い、学び合い、高めあう豊かな心の育成に努めます。
4.グループ制による学校運営
○グループ制に基づく組織的・機動的な学校運営体制の構築を図る。
様々な教育課題に機動的に対応するために、校務を4つのグループ(A安全指導等、B児童指導等、C学習指導等、D教育課程等)に分け、組織的な対応に努めます。
5.小中一貫教育
○9年間の学びをつなぐ小中一貫教育の構築を図る。
中一ギャップと言われ、小学校、中学校の接続の課題が指摘される中、義務教育9年間の学びをつなぐ小中一貫教育の在り方について、横須賀市教育委員会の学校指定研究を受け、北下浦中学校、北下浦小学校、津久井小学校の三校共同で、取組を進めます。
現在、14学級、370名の児童がいます。楽しく充実した学校生活を送ることができるように、保護者、地域の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
北下浦小学校 校長 黒岩 弘明