野比東小学校にはいろいろな目玉があります。きれいな校舎、すばらしい景色の見える教室やランチルーム、そしてファンタジー活動。さて、このファンタジー活動とは一体??
 野比東小学校では、「自分が好き・学校が好き・この町が好きな 考える子 優しい子 たくましい子」という学校教育目標が掲げられています。この目標に向かう活動の一環として、開校2年目から全校を30人前後の全学年で構成された班をつくることにしました。限られた同年齢集団の人間関係だけでなく、学級・学年といった枠をはずした異年齢集団活動の中で、年齢・体力の違いを踏まえ、「自分のよさ」「友だちのよさ」を知り、それぞれの役割や仕事を認識し共に行動することを期待しているからです。
 この班は各クラスでの話し合いの結果、代表委員会にかけられ、「ファンタジーグループ」と名付けられ、ファンタジーグループで活動する様々な行事・集会が、「ファンタジー活動」と呼ばれるようになりました。
 現在では、以下のような様々な場面で、この班の仲間と活動をしています。
ファンタジー遊び
 始業前の15分間を使い、班の6年生を中心にグループで様々な遊びをします。今年度は5月・6月・9月・1月に行なう予定です。6年生は遊びの前に班長会議で場所・内容を調整します。
6年生を送る会
 卒業を間近にむかえた3月。ファンタジーグループを今まで引っぱってきた6年生とも、もうすぐお別れです。そこで、集会委員会の提案で、次期リーダーとなる5年生を中心に「6年生を送る会」が企画されます。グループごとの会と、全校の会の二部構成で、今までお世話になった6年生へのお礼の気持ちを伝えます。グループごとに作るプレゼントは、6年生にとって宝物になっています。